長野県建設業協会女性部会大北支部の主催の
『大町ダム等再編土砂輸送用トンネル工事の現場』を見学してきました。
普段は絶対に入ることのできないトンネル工事の現場。
現場事務所も、坑口も、設備も、すべてが“スケールの違う世界”で、建設業の迫力と奥深さを全身で感じる見学会となりました。
この工事は、
NATM工法(発破・吹付け・支保工)
TBM工法(トンネルボーリングマシン)
という2つの工法を組み合わせて進められています。
現場ではTBM本体は稼働中のため見られませんでしたが、小型模型を使った説明と 大きなモニターでリアルタイムの掘削状況を確認できる運転画面。
その仕組みと迫力をしっかりと体感できました。
今回の見学で一番心に残ったのは、トンネル工事は、こんなにも大きく、こんなにも緻密な仕事なのかという驚きでした。
現場事務所に入った瞬間、
大きな進捗管理のモニター、工事用のマシンの模型。
「ここで巨大なトンネルを動かしているんだ」という空気が伝わってきます。
TBMの運転画面では、カッターヘッドの回転数、推進力、姿勢、掘削速度などがリアルタイムで表示され、まるで巨大な機械の心臓を覗き込んでいるような感覚でした。
数字の変化ひとつで、
「今は硬い岩盤に当たっている」
「姿勢を微調整している」
といった現場の判断が伝わってきて、機械と人が一体となって進む工事の緊張感を感じました。
トンネル工事は、ただ掘るだけではないということ。
・地山の状態を読み取る技術
・安全を守るための細かな判断
・環境への配慮(重金属の管理など)
・大規模な設備を維持するメンテナンス
・24時間体制での運転管理
そのすべてが積み重なって、
地域のインフラを支える大きな工事が成り立っていることを実感しました。
建設業の“裏側”を知る貴重な機会であり、普段の業務では触れられない世界を体験できた時間でした。



